バカな俺でもFP試験に合格した学習方法

【簡単合格】FP試験にテキストは必要ない!

2級FP試験の学習方法

2級FP試験の学習方法

 

2級FP試験は3級のステップアップとしてぜひ受験してもらいたいです。

3級合格後なるべく直近の試験日に受験すると、知識が定着しているので、合格する確率が高くなります。私は9月に3級を受けて翌年の5月に2級を受験しています。本当は1月に受験したかったのですが、仕事やプライベートの予定がたくさん入っていたので断念しました。少し間隔が開いたためか、3級のおさらいから始めなくてはならなかったので大変でした。

このページでは2級合格のためのコツを紹介したいと思います。

 

1 2級の問題は3級の知識で解答できる

試験の回によって差異はありますが、問題をよく見てみると、3級の知識だけでも十分に正解を選択することができます。多いときは学科問題の半分は3級の知識だけで解けます。3級できちんと学習した人は2級合格のハードルは高くないと思います。過去問をやってみれば分かりますが、まったくの学習なしでも4割5分は解けると思いますよ。

 

2 2級になると突然増える出題項目

3級ではあまり出題されない「生命保険商品の特徴」・「生命保険の経理処理」・「ポートフォリオの計算」・「消費税」・「法人税」・「中小企業の事業承継」・「中小企業の資金対策」等です。

特に「生命保険商品の特徴」と「生命保険の経理処理」はこれでもかと言うくらい出題されますので、3級で学習が不足していた人はこの項目をしっかりと学習してください。

恐らく上記の項目だけで10問くらいありますから、3級の知識だけで解ける問題と併せて正解できれば、合格ラインをクリアできる可能性が出てきます。

 

3 タックス分野と相続分野はほぼ3級の知識で十分対応できる

タックス分野と相続分野の出題傾向は3級とあまり変わりはありません。

特にタックス分野は3級で学習した項目に加えて新たに学習する項目はありません。

論点はみんな3級で出し尽くしています。

相続分野も新たに学習する項目はないですが、「中小企業の事業承継」「中小企業の資金対策」を補強すれば大丈夫です。

 

4 合格のコツは早めの受験と苦手分野の強化

(1)3級を真面目に勉強して合格した人

3級合格後早めに受験をして上記の項目を強化すれば一番合格に近いでしょう。

(2) 3級を最低限の知識で合格した人

学習時間が十分に確保できずに頻出問題を中心に学習をして合格した人は、2級は少し苦戦します。3級で不足していた学習を強化するとともに、3級以上に学習時間が必要になります。

(3)3級合格から2級受験までだいぶ間隔が開いた人

少なくても3級合格後1年以内に受験しましょう。

受験のブランクが長ければ長いほど知識は薄れていきます。また学習意欲も低下していきます。せっかく勉強したのですから無駄にするのはもったいないです。

 

5 実は学科より実技のほうが易しい

3級では学科試験と実技試験のレベルの違いは感じませんでしたが、2級では学科試験と実技試験をやってみると、実技試験のほうが簡単に感じます。

実技試験はFP協会と金財のどちらかの選択制ですが、金財ではその傾向が強いです。よって2級合格の鍵は学科試験にかかっています。

 

6 計算問題は完璧にマスターする

2級では3級より計算問題は学科・実技とも増えます。1級ではもっと増えて複雑な計算問題も出題されます。

滅多に出題されない「取引相場のない株式の相続税評価額」の計算式もしっかりと覚えて計算できるようにしておいてください。「取引相場のない株式の相続税評価額」については2017年1月1日以後の相続について法改正されていますのでそちらも目を通しておいてください。

 

7 一部合格の場合

2級では学科・実技でどちらかが不合格という人も出てくると思います。

せっかく合格したのですから、不合格となった試験を必ず受験して相続合格を目指してください。なお、一部合格には有効期限があります。合格した年度の翌々年度末まで一部合格が有効ですが、その期間を過ぎるともう一度最初から受験し直す必要があります。できれば不合格となった試験の次の受験で総合合格を目指してください。

 

ステップアップするいい機会ですのでぜひ挑戦してみてください。