バカな俺でもFP試験に合格した学習方法

【簡単合格】FP試験にテキストは必要ない!

FP試験実施団体について

試験実施団体には、金融財政事情研究会(以下、金財)と日本FP協会(以下、FP協会)の2つの団体があります。

学科試験は共通ですが、実技試験はこの2つの団体のどちらかを選択することになっています。ちょっと悪口になってしまいますが、どちらも資格ビジネスというやつなのであまり好きにはなれませんが。。。

このページではこの2つの団体について紹介したいと思います。

 

1 実技試験はどちらの団体を選択すると有利か

私の場合、初めて過去問に接したのが金財だったので自然と金財を選択しました。

予備知識がなかったのでそうなったのですが、ネットで調べてみると「金財の実技は難しい」との意見もあり失敗したかなと思いましたが、結果として金財で良かったと思います。FP協会の実技試験もやったことはあるのですが、どうも個人的に合わないと感じました。いずれにせよ、しっかり学習すればどちらを選択しても問題がないことだけは申し添えておきます。

2 AFP・CFPは取得すべきなのか

AFP・CFP資格は日本FP協会が認定する資格の一つです。
私も2級合格後にAFP認定研修を受けてAFP資格を取得しようかと考えましたが、如何せんお金がかかるのでやめました。
CFP資格はAFP資格の上位に位置するものですが、1級FP試験の受験資格を満たしていない場合は、このCFP資格を取得して1級を取得することも可能です。ただし、このCFP資格認定試験もお金がかかり過ぎます。6課目で27,000円の受験料がかかります。全課目合格しないといけません。またFP協会のAFP認定者にならないといけません。そして、AFP認定者から協会の一般会員に移行した場合や退会した場合は、受験資格がなくなり、CFP課目合格歴はすべて失効するというおまけ付きです。
FP協会に年会費を納めてCFP受験資格を得るためにAFP認定資格を維持しないといけません。認定資格を維持しないと受験資格どころか、過去のCFPの課目合格履歴も抹消されるという恐ろしくハードルの高いシステムです。

FPの私が言うのも何ですが、そこまでお金をかける価値がある資格ではないです。

3 金財で実施しているFP試験以外の各種検定試験

金財ではFP試験以外にも各種検定試験があります。
主に金融機関に勤務する人やその他専門的な知識や技能を身につけたい人を対象にしています。資格のオーソリティーはあまりないですが、向学のために受験してみるのもいいでしょう。

4 FP試験に合格後は継続した学習が必要

資格を取得し、その資格を活かさないまでも何らかの継続した学習は求められます。以前工業系の資格を取得したのですが、今はもうまったく忘れています。
法律は日々変わっていきますし、試験内容も時代とともに変化していきます。過去に合格した知識だけではどうしても不足してしまいます。そのためにもいろいろな形で最新の情報を手に入れるために、こういった試験団体の会員になるメリットはあると思います。ご自身で必要だと感じたならば、団体の会員になるのは悪いことではありません。どちらが自分にとってメリットがあるか、対費用効果があるかよく検討して決めてください。

 

文章を読んで「こいつ金財の回し者だな」と思った人もいるでしょうが、そうではありません。どんな資格でもこういった試験団体はあります。資格ビジネスにはつきものですが、仕方のないことだと割り切って、お金をかけたくない人はスルーして、お金がある人は必要に応じて検討してみてください。勉強なんてどんなやり方でもいいのですよ。