バカな俺でもFP試験に合格した学習方法

【簡単合格】FP試験にテキストは必要ない!

【FP試験】最適なテキスト選び

テキスト選びは慎重にとよく言われますが、私の場合、使ったテキストは本屋で「何となくこれでいいかな」と思って買いました。結果そのテキストを今でも使っていますが、テキストは基本的にはどこのテキストを使ってもあまり差異はないと思います。

あくまでも個人的な感覚なので参考になるか分かりませんが、テキスト選びのコツを紹介したいと思います。

 

1 出題された問題の解説がきちんとされているか

試験の出題は毎年微妙に変化していきます。よって解説が中途半端な項目が出てきます。特に出題頻度が低い項目は解説もちょっとだけということも少なくありません。

タックス分野は解説のページがとても長いので、タックス分野を見て読みやすかったり、論点がきちんと整理されていると感じたなら買ってみてもいいでしょう。

 

2 ページに端に「ひと言解説」がついているようなテキストは買わない

テキスト作成者はできるだけ多くの解説を盛り込みたいと考えるのはみんな一緒です。

○普通のテキスト

テキスト選び

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○ひと言解説がついているテキスト

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左右のひと言解説は、本解説の補足と言うべきものなのですが、文字が小さいため読みづらい。

また、意外とひと言解説が大事な論点となっている場合が多い。

解説は詳しいほどいいかもしれませんが、大事な論点を小さい文字で余白に書き込むようなテキストはダメです。

 

3 私がテキスト選びで一番重要視していること

テキストの中身も大事ですが、重要視しているのは使われている紙質です。

試験勉強はテキストを何回読み込んだかで決まります。読み込むということはそれだけ見たいページを簡単にめくれるような紙質が求められます。

紙にはいろいろな厚さがあります。画用紙のような厚さからペラペラな紙までそれぞれです。紙の種類が分からないので具体的な説明ができないのですが、紙質が薄いものはめくりづらいです。感覚で言うと、新聞紙くらいのペラペラの紙にツルツルとコーティングをしている紙を使用しているテキストは使いづらいです。ある程度めくりやすい厚さのある紙を使用しているテキストが一番いいです。使えば使うほど見たいページにすぐに辿り着けます。ペラペラの紙を使用する理由は、ページ数が多いので、厚さのある紙を使用するととんでもなく分厚い本になってしまうからです。六法全書や辞書などに使用されていることが多いと思います。またツルツルの紙は、書き込みはできますが消しづらいのと消し跡が残るのも難点です。消す時に最悪紙が破れてしまいます。

テキスト選びはめくりやすさを最重視してみてください。

 

4 解説が色とりどりのテキストは長時間見ると疲れる

二色刷りと三色刷りを売りにしているテキストがありますが、あまりカラフルなテキストは目が疲れます。また赤字は重要なことを解説するときに使いますが、色とりどりだと何が重要なのか分からなくなってしまいます。できれば色使いがシンプルなものを選んでください。

 

5 要点が一つの表にまとめてあるテキストは使いやすい

テキストには解説をコンパクトにまとめるために表が多用されていますが、その表がコンパクトかつ適切にまとめられているかは非常に重要です。文章の羅列だけでは分かりづらいので、税金の特例など要件等を表にまとめてあるテキストは良いテキストと言えるでしょう。

 

6 問題集は買うべきか

過去問ではどうも不安だと思う人は買ってもいいでしょう。

ただ解説が充実しているものを買ってください。お金をかけたくないのであれば、過去問だけで十分です。

 

7 一問一答の問題集はある程度学習が進んでから取り組む

私も一問一答の問題集は一冊だけ買いました。

一問一答はコンパクトなものが多いので常時持ち歩いてどこでもサッと開いて勉強ができます。一問一答は一日の学習の終わりに復習も兼ねてその日にやったところが理解しているか確認するために使いました。学習を始めたばかりのころは使いませんでした。一問一答はある程度知識がインプットされてから使うと理解度が深まります。

 

8 テキストがどうしても自分に合わなかった場合はどうするか

テキストがどうしても合わないと感じた場合は、新しいテキストを買うか、我慢して使うか悩むところですが、早めに変えたほうがいいでしょう。

(1)テキストの解説が分かりづらい

テキストの解説は分かりやすく工夫されているとは思いますが、個人差がありますので、解説が難解すぎる、分かりづらいと感じたなら早めにテキストを変えたほうがいいでしょう。

(2)本解説と補足の解説のバランスが悪い

問題によっては本解説よりも枝葉の論点がクローズアップされるものもあります。

解説をチェックして補足の解説が弱い場合は、テキストに書き込んだりして補強をしてもいいでしょう。重要なものは要点シートにまとめてみるのも一つの方法です。

(3)索引が細かくない

これはテキストを買うときに確認すべきですが、使ってみないと分からないところもあるので判断が難しいです。学習を始めたばかりはこの索引を引く回数が多いです。索引を引いても見たいページに辿り着けない、キーワードが合わないと感じたならば、変えたほうがいいかもしれません。

 

あくまでも個人的な感覚なので参考にならないかもしれません。一つの目安として良いテキストを選んでください。